ウェイトトレーニングで履くべきシューズ(前編)

自分はウェイトトレーニングが趣味。
ジムでトレーニングしているといろんなウェアを着ている人がいる。
ウェアは何を着てもパフォーマンスにはあまり影響しないけど、シューズに関してはちょっとこだわった方がいい。


BIG3、スクワット、デットリフト、ベンチプレスの中で特にスクワットとデットリフトはシューズの影響を受けやすい種目だ。

デットリフトに関しては、靴底が平らで薄くてグリップがあるものがいい。
よく見かけるのだけど、ランニングシューズは衝撃を吸収するためにクッション性があるのだけど、あれはデットリフトにおいて邪魔になる。
底がフワフワした状態だと力が分散されてパフォーマンスが発揮できない。
マットレスの上に立つと踏ん張りにくいと思うがあれと同じ。

そして、足で踏ん張る必要があるのでグリップ力があるシューズがいい。

スクワットに関しても、重りを担いだときに靴底が沈んでしまうようなものはやめた方がいい。
ただし、デットリフトと違って薄ければいいというものでもない。
爪先に比べて踵が高くなっている方がしゃがみやすいからだ。
特に足首の可動範囲が狭めの人はこの傾向が強い。
スクワットで一番下までしゃがんだときに踵が浮いてしまう人は特に気をつけた方がいい。
ただ踵が高くなっているだけではなく、100kg以上の重りを担いでもクッションが沈まないほど硬くなければいけない。

これらの条件をすべて満たすシューズは存在しないので、デットリフト用とスクワット用のシューズは別々に用意することをお勧めする。

因みに、ベンチプレス用のシューズの条件はグリップが効けば良いので、デットリフト用シューズで兼用可能だ。

 

お勧めのデットリフト用シューズ

ベアフット系シューズ
ランニング界では一昔、ベアフットが流行した。
これはできるだけ裸足に近いシューズもしくはサンダルで長距離走るというものだ。
これらのシューズは爪先と踵の高低差(ドロップ)がほとんどなく、走る際に踵から着地するのではなく爪先から着地、もしくは爪先と踵ほぼ同時に着地する走り方のために作られている。
ただ現在では、ベアフットランニングで得られるメリットより怪我のリスクの方が高いということですっかり廃れている。

ところが、このドロップがほぼゼロというのがとても都合がよい。特にトレラン用として開発されているものはグリップも良くてお勧め。

欠点はベアフットランニングが廃れてしまった結果、作っているブランドがほとんどなくなってしまい、選択肢が少ないことだ

 具体的な商品については、次回紹介したい。