ウェイトトレーニングで履くべきシューズ(後編)

前回はウエイトトレーニングにどんなシューズが適しているのか、デッドリフト、スクワットそれぞれについて解説した。

今回は具体的な商品について紹介したい。

 

デッドリフトに適したシューズ

ベアフット系

ベアフット系で今の現実的な選択肢は以下の2点

ニューバランス ミニマス

ベアフットランニングが流行っていた頃はニューバランスからも数種類のドロップゼロ系シューズが発売されていたのだが、現在ではこれが発売されている。
完全なドロップゼロではなく若干踵が高くなっている。

 

メレル ベイパーグローブ

アウトドアブランドのメレルから発売されているのがこちら。
爪先と踵の高低差がほぼない。
ソールがビブラムソールでグリップ力が高いのもいい。
更に軽いので持ち運ぶ際にも便利。
特に欠点はなく、お勧めしたい。

 

五本指系

ビブラム ファイブフィンガーズ

ビブラムから五本指系のシューズが何種類か発売されている。
指で床を掴む感覚があって独特のグリップ感がある。
ただし、見ての通り脱ぎ履きが面倒くさい。
あと当然ソックスも五本指のものを用意する必要がある。

 

スケボー系

スケボー用のシューズも高低差がないのでお勧め。


コンバース オールスター
言わずとしれたコンバース
これも高低差がない。ただ、ソールに厚みがあるので剥がす必要がある。

 

 

地下足袋
これは昔からトレーニング用シューズとしてお勧めされ続けているもので、ソールが薄くてグリップ力がある。
最大のメリットは安さ。数百円で買えるのでボロくなったら買い替えればいいと割り切れる。
逆にデメリットはかっこ悪いこと。
まぁ、玄人っぽくてカッコいいという意見もあるだろうが、普通に見ればダサい。


お勧めのスクワット用シューズ
スクワット用のシューズに関してはあまり選択肢がない。
各社から出ているリフティングシューズが順当な選択肢となるだろう。

リフティングシューズは踵が高く、しかも非常に硬いので、スクワットの際には最適だ。
というか、そもそもスクワット用に開発されているので当たり前だ。

あと、紐で縛った上でベルクロなどで更に締めつけることができる。
これはスクワットしてみればわかるのだけど、踏ん張る際に靴の中で足がズレてしまいがちなので、それを防ぐ効果がある。

このようにスクワットに最適なリフティングシューズなのだが、最大の欠点は価格。相場は2万円前後。
ちょっと高めなので気軽に買い替えるというわけにはいかないだろう。
なので、各社から発売されているシューズをきちんと試着してから買うことをお勧めする。


リーボック


アディダス


ナイキ ロマリオ

 


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