歯のメンテナンス(後編)
歯のメンテナンスについて、最も重要なのは歯医者に通うことだ。
メンテナンスの基礎となるブラッシングでも必ず癖があって、きちんと磨けている箇所と磨けていない箇所がある。
毎日丁寧に磨いていても、磨けている箇所は綺麗になるのだけど、磨けていない箇所は汚れが溜まってしまう。
これは自分では気がつけないので、歯医者に通ってチェックしてもらうしかない。
また、磨けていない箇所には歯石が溜まりやすい。
歯石はそのままにしておくと虫歯の原因になってしまうので、これも歯医者で取り除いてもらう必要がある。
更に表面に付着した汚れ、例えばコーヒーやお茶をよく飲む人は表面にうっすらと汚れが付着しているので、これも取り除いてもらおう。
だいたい3〜4ヶ月ごとにクリーニングしてもらうのが良いだろう。
更に、是非おすすめしたいのが歯のホワイトニングだ。
歯が茶色い人は自分でも気が付かないのだが、ホワイトニングしている人からすると不潔に見えてしまう。
これは自分もそうだったのでよくわかる。
歯が茶色いと言っても2つのパターンがある。
歯の表面はエナメル質で芯の部分は象牙質になっている。
エナメル質は突き通った白色なのだが、これに汚れが付着している場合。
これはたいていコーヒーやお茶、タバコのヤニが原因なので、歯医者に行ってクリーニングしてもらおう。物理的な汚れなので削り取ればいいだけだ。
一方、象牙質が茶色い場合。エナメル質は透き通っているので、歯の色は象牙質の色が透過的に見ている。生まれつき歯が茶色い人は象牙質が茶色いのだ。
これはいくら歯の表面、すなわちエナメル質を綺麗にしても改善しない。
ホワイトニングつまり漂白剤を浸透させて白くするしかないのだ。
ホワイトニングも歯医者に行って相談してみよう。
たいていの歯医者で対応してもらえる。
- 歯医者でマウスピースを作成
- マウスピースの作成に3週間ほど待つ。
- ホワイトニングの薬剤を購入する。
- マウスピースに薬剤を塗る
- マウスピースをはめて一定時間待つ
という流れだ。
マウスピースをしたまま夜寝るという方法もある。
およそ1ヶ月ほど続けると、かなり歯は白くなるので満足できるだろう。
因みに、市販の商品でホワイトニングすることもできるが、歯の表面をクリーニングしてからの方が効果的なので、歯医者に行ってからホワイトニングした方がいい。
費用としては1〜3万円が相場だ。