歯のメンテナンス(前編)

歯のメンテンスについて、リテラシーの差を非常に感じる。

気にしている人はとても綺麗に維持できているが、できていない人はあまりに意識が低い。

歯は一度虫歯なると取り返しがつかない。

軽微な虫歯であれば治ることもあるが、進行すると基本的には自己再生してくれない。

このため、日々のメンテナンスをしっかり行って虫歯にしないことが重要だ。

毎食後歯磨きしているという人も実際はきちんと磨けていないケースが非常に多い。

 

 

ブラッシング

メンテナンスの基本となるブラッシング。電動歯ブラシが圧倒的におすすめだ。特に音波レベルの振動でブラッシングできる機種を使うと、今までのブラッシングは何だったんだという気持ちになるぐらい歯の表面がツルツルする。

一度使うとなくてはならないものになる。

 

ブラウン オーラルB

これは現在自分も使用している。円回転をすることでブラッシングする独特の構造で、電動歯ブラシならではとも言える。

最初は慣れるのに苦労するかなと予想していたが、2〜3日ですぐに慣れたので杞憂に終わった。

一つ一つの歯を丁寧に磨くことになるので磨き残しも少なくお勧めの製品だ。

ただ、ヘッドが大きめなので顎の小さい人には使いにくいかもしれない。

 

 

フィリップス ソニッケアー ダイヤモンドクリーン

この商品は2回購入した。通常の歯ブラシと同様の形状だし、ヘッドが小さいので非常に使いやすい。

磨き終わった際のスッキリ感もかなりあってお気に入りだったのだが、いかんせん故障率が高い。

最初に購入した際は3〜4年もったのだが、突然動かなくなったので、寿命だと思って2台目を購入した。

これはハズレで1ヶ月ほどで動かなくなり、保証で新品と交換。

ところが交換後の商品も1ヶ月で動かなくなった。

このため、今はブラウン オーラルBを使用している。

 

 

パナソニック ドルツ

ソニッケアーと同様ヘッドが小さく使いやすいし、やはり同様に通常の歯ブラシと同じような形状なので、特に変わったところはなく、すぐに慣れるだろう。

ただ、せっかく電動歯ブラシを購入するなら、独特なブラウン オーラルBを試してみるといいと思う。 

 

歯間ブラシ

歯間ブラシは使っていない人が多いと思うが、ブラッシング後も意外と歯と歯の間にものが詰まっていることがある。

これはやってみないとわからないので、一度試してみて欲しい。

自分では綺麗に磨き終わって完璧だと思っているし、物が挟まっている感覚はないのだけど、いざ歯間ブラシを隙間に差し込んでみると非常に細かい食べかすがつまっていることがある。

商品はなんでもよいのだけど、L字型になっているものが奥歯の隙間でも使いやすくてお勧めだ。 

 

フロス

 歯間ブラシとフロスを両方同時に使うことはないのだけど、例えば朝食後は歯間ブラシ、夕食後はフロスを使うといった感じで使い分けている。

特に朝は時間がないので、たいていブラッシング+歯間ブラシで済ませているのだけど、夕食後はブラッシング+フロスにしている。

歯間ブラシはある程度の隙間がないと入らないのだけど、フロスはすべての歯間に入る。そして見えない虫歯というのは歯間から始まるので是非取り入れてもらいたい。

これも商品としてはなんでもよいのだけど、初めはワックス付きが使いやすいと思う。

 

 

 

歯磨き粉

ブラッシングする際は歯磨き粉をつけるのだけど、電動歯ブラシで普通の歯磨き粉を使うと泡が立ちやすいので、ジェル上の泡立たないものが磨きやすい。

歯磨き粉の泡は発泡剤なので、歯を磨くという観点ではまったく必要ない機能なので覚えておいて欲しい。

 

コンクール ジェルコートF

歯科医でお勧めの歯磨き粉を尋ねると、たいていコンクールをお勧めされる。

余計な発泡剤が入っていないし、フッ素コーティングが可能なので虫歯になりにくい歯を維持することができる。

 

 

クリーンデンタル

歯肉に違和感がある人にはこちらをお勧めする。

虫歯の予防だけでなく、はぐきのはれや違和感はこれを使っているとかなり改善される。

また、口臭予防にも効くので、気になっている人は試してみて欲しい。

 

 

まとめ

正しいブラッシングと歯間ブラシ、フロスで歯のトラブルはほとんど防げるので、面倒臭がらずこの機会に習慣にしよう。

少しの違いが数年後には大きな違いになっているものだ。